【ルマナイブログ】2021年を振り返る~あの事業の裏側も語ります!~

皆さん、こんにちは!理事の板垣です。

2021年も残りわずかとなりました。2021年もルマナイサモアを応援していただき、ありがとうございました。

さて、今回のルマナイブログは2021年の活動を振り返っていきます。

2021年も様々な挑戦にあふれた1年でした。それらを一挙に振り返るとともに、その裏側も少しお話ししようかと。

あったかいコーヒーでも飲んで、一息つきながら一緒に振り返りにお付き合いいただきますと幸いです。

2021年のルマナイサモアの活動一覧

2021年のルマナイサモアの活動を表にまとめてみました。

3月国内事業「セカイ to ジブン」プロジェクト開始
5月2021年度通常総会の開催。
定款、会員規約等の改訂。
7月 外務省・第9回太平洋・島サミット記念事業「世界の島とつながる授業」の実施。
8月「セカイ to ジブン」プロジェクトによる出前授業を公立高校で実施。
10月「セカイ to ジブン」プロジェクトによる出前授業を学習塾で実施。
オンラインイベント「協力隊帰国後のキャリアパス全てお話しします!」を実施。
JICA広報誌「クロスロード(2021年9月号)」にルマナイサモアの特集記事が掲載。
その他役員会の定期開催

いざ表にして羅列してみると、手前味噌ではありますが、サモアに行けない中でも色々と模索し、挑戦を続けたよい1年だったなと思います。

「できない」ではなく「できる」に目を向ける

皆さんと同じように、私たちルマナイサモアにとっても、2021年を振り返る上で、やはり「コロナ」というワードは避けることができません。

様々な活動に影響を与えたこのコロナ禍の状況でした。ただ、同じコロナ禍という状況でも、2020年と比べ、2021年は再び大きく変化した1年だったなと感じています。

2020年は、全ての事業がストップし、ただただ落胆していました。「できない」ことにばかり目を向け、それがいつになったらできるようになるのか、そればかり考えていました。

しかし、2021年は、今「できない」ことはしょうがない!とスッパリ諦め、「できる」ことは何かと模索し、チャレンジすることができた1年だったように思えます。

ある意味、人間の適応能力のすごさなんでしょうかね?

皆さんは、同じような心境の変化はありましたか?

話は戻り、私たちにとってのチャレンジの一つが、国内事業「セカイ to ジブン」プロジェクトでした。

セカイのことをジブンゴトにしてほしい

「セカイ to ジブン」プロジェクトは、世界と自分の距離を縮める、世界の問題を自分事として考える、をコンセプトに、学校や学習塾などの生徒の皆さんを対象に授業プログラムを提供するプロジェクトです。

「セカイ to ジブン」プロジェクトの「to」は、「と」と読み、単純に英語の「and」の意味もあるのですが、英語の方向を表す前置詞「to」の意味も含んでいます。

授業を通じて「セカイ→ジブン」世界を自分に近づけ、授業を受け終わった後には逆に「ジブン→セカイ」のアクションに繋げてもらうようなイメージです。

私と共同代表の氏原に、理念に賛同してくれたボランティアメンバー6名を加え、計8名で3月にプロジェクトチームを結成し、授業プログラムを提供してきました。

中学生を対象に行った「エシカル消費」についての授業プログラムの様子

プロジェクトメンバーには、現役の教員や元教員だけでなく、現役高校生(!)も在籍していて、様々な世代が集まってオリジナルの授業プログラムを開発し、実践しています。

7月には同じコンセプトで日本国内の離島の学校を対象にしたプログラム「世界の島とつながる授業」が外務省の記念事業の認定を受け、団体としても大きなマイルストーンの一つになりました(詳細はこちら)。

「世界の島とつながる授業」の様子

実は縁あって、セカジブプロジェクトを私の母校でも実施させていただくことができました。

私、前職が教員だったんですが、ひとつだけ心残りだったのが「一回くらい母校で教えてみたかったなー」ってことだったんです。

しかし、プロジェクトメンバーに加わってくれたボランティアの方が、何と!私の母校の教員をされている方だったんです!こんな奇跡あります?しかも、その方も母校出身!つまり私の先輩だったんです!!

まさか諦めた夢がこんな形で実現するとは思いませんでした!本当に嬉しかった!

母校の後輩の皆さんにオンラインで参加していただきました。

2022年もこの事業は継続していき、さらに日本全国の学校や学習塾などの生徒の皆さんにお届けできればと思っています。

(お問い合わせはこちらからどうぞ!)

ソトに出れない今こそウチを強化

コロナ禍で挑戦できた事をもう一つ挙げるとすれば、組織力の強化です。

こう言うとすごい大改革をしたように思うかもしれませんが、なんてことはないんです(笑)

それは「役員会の定期開催」です。

これまで不定期に行っていた役員会でしたが、毎月1回メンバーでしっかり話をする時間ができたことで、団体のこれからについて見つめ直すよい機会になりました。

その成果として、5月には定款や会員規約の見直しなどを行うことができました。

また、会報誌への寄稿やホームページ、SNSなどへの情報発信も少しずつ力を注げるようになってきました。

一歩ずつではありますが、確実に組織としての力を強化できた1年だったと感じています。

毎月行っている役員会の様子

誰もが自分らしさを表現できるミライへ

ルマナイサモアの活動は、これまでは創設メンバーが自分のできる範囲のことをできる限りの規模でやってきました。

ただ今年は、これまでよりもさらにその輪を広げ、多くの方々を巻き込んで活動することができた1年だったなと個人的に感じています。

本当に今年はこれが何よりの収穫でした。

これってまさにルマナイサモアのビジョン「誰もが自分らしさを表現できるミライへ」が目指すべき姿そのものなんです。

私たちは、活動の受益者(サモアの人々やプログラムの受講者)だけでなく、実施者(団体メンバー、ボランティア、支援者)も含め、私たちに関わるすべての人が「自分らしく」いれる場になることを目指しているんだな、と再確認させてもらいました。

それは、この記事を読んでくださっている「あなた」も例外ではありません!

すでに私たちに巻き込まれている1人だと、少なくとも私は考えてます(笑)

2022年はもっともっとルマナイサモアに巻き込まれる1年にしませんか?

ぜひ、ご自身にあった方法でルマナイサモアを一緒に盛り上げていただけると嬉しいです。

どうぞ、2022年もルマナイサモアをよろしくお願いいたします!

(↓クリックすると、情報がご覧いただけます!)

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