【活動レポート】浦崎と古瀬が現地で歯科医療支援を行いました(2025年4-5月)

2025年4月24日(木)より浦崎が、5月1日(木)より古瀬がサモアに渡航し、歯科医療支援活動を行ってきました。

4月29日の活動

ルマナイサモアは、サバイイ島の歯科医療の要であるツアシビ病院の歯科医師チームを現地パートナーとして活動を行ってきました。

サバイイ島では、歯科がある病院が一つしかなく、地方の村にはこの病院の医師が最寄りの診療所に定期的に出張し、診療を行っています。

今回の渡航ではまず、このサモア人歯科医師チームに同行し、サバイイ島の地方病院での出張診療の様子を見学しました。

4月30日、5月1日の活動

サイピピ小学校で子どもたちへの歯科検診を実施したあと、現地のサモア人歯科医師と協力し、子供たちにお口の中の健康と予防や歯ブラシの大切さについてのレクチャーを実施しました。

その後、パンデミックの影響で中断していた学校における子どもたちへのフッ素洗口プログラムを再開するため、その方法を先生たちと子どもたちに説明しました。

また、ルマナイサモアから子供たちに歯ブラシを寄贈させていただきました。

5月2日の活動


この日は、現地パートナーであるTuasivi病院の歯科チームを訪問しました。
前回の渡航の際に、サモア人歯科医師たちと歯周病の罹患状況の調査を行ったのですが、その後医師たちは自分たちでそのデータを活用し、積極的に歯周病治療に取り組み続けてくれていました。

彼らにも私たちが行ってきた活動の意義を少しずつ理解いただけるようになったからこそ、今回のように自分たちで動き始めたのだと考えると、非常に感慨深いものがありました。

国際協力をしていくうえで、相手側にオーナーシップをもって活動してもらえるようになるにはしばしば多くの時間がかかります。

サモアでもこういった主体性が生まれ始めていることを大変うれしく思います。

今回はサモア歯科医師と共にさらにTuasivi病院歯科の患者さんの歯周病の罹患状況を調べ、そして治療お手伝いをさせていただきました。

 サモアでは肥満や糖尿病が社会問題となっています。歯周病はそれらの疾患と関連性があります。これからもサモア人歯科医師と共に歯周病治療を通じて、サモアのみなさんの健康に役立てるように頑張りたいと思います!

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